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  2007年 10月  

卒寿

『 卒  寿 』

 

母の日や卓袱台(ちゃぶだい)囲む日々遠し
母の日やぎゅっとにぎりし塩むすび
えごの花遠き日の吾母の声
母の歩に合わせ歩きぬ若葉道
せせらぎと母の寝息や初夏の宿
孫迎えあふるる笑顔夏祭り
月涼し母と語らい夜が更ける
箱根路の母と兄妹ななかまど
リハビリに励む母の背柿をむく
小春の日母の昔日聞いてをり
幼な日や母と火鉢に手をかざし
冬の夜の足踏みミシン母の背
いつまでも手を振ってをり冬帽子
干し柿を今年もつくり母縮む
何事も忘る母様冬薔薇
冬帽子深く被りて卒寿なる

母卒寿の祝いに、
母への思い出を詠む。

                俊哉

 
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『ボランティア体験』

 
アルファ福祉専門学校 介護福祉科一年
 
 

 先日、ぬくもりの園ショートステイにボランティア体験と言う事で、2日間という短い期間ですがお世話になりました。

 ぬくもりの園では、施設の周りに緑が多く、とてものびのびとしていて開放的でした。 交通量の多い道路から離れているため排気ガスの煙たさや騒音も気にならない、高齢者が生活するには良い環境だと思いました。

 初日、ボランティア体験など実際高齢者の方とふれあった事がなかったので、現場というものがとても恐く不安でいっぱいでした。しかし、施設のドアをたたくと、暖かく迎えてくれた職員の方々や、責任者の佐藤副園長がいました。午前中いっぱい佐藤副園長にオリエンテーションをしていただきました。施設の概要、理念、施設内見学とぬくもりの園の事を説明してもらい、いつの間にか肩の力が少し抜けたように感じました。

 そして、午後からボランティア体験をさせていただきました。
 いざ利用者のいるフロアにでると、何をしていいかわからずあたふたして、ただただ突っ立っていました。どうしようどうしよう。そんな時、佐藤副園長が「Kさん、学生さんが来てらっしゃるから、お話し相手になってあげて」と僕に一歩踏み出すきっかけをつくってくれました。僕は利用者Kさんの隣に座り、話しをはじめました。あいさつから始まり、Kさんの温厚な人柄につられ、僕も笑顔で終止楽しい話しをさせていただけました。
 Kさんと話していたら、何人かの利用者さんも会話に混じり、大人数でお茶をしながらとてもゆっくりと時間を過ごしました。

 この日、僕がお世話になったフロアは軽度な認知症の他、方麻痺で軽度な運動障害の利用者が大半だったので、緊張していた僕をみなさんが暖かく向かえてくれて、コミュニケーションもとれ勉強にもなり、何よりも楽しかったです。

 2日目、初日とは全く違うモチベーションで施設に向かう。
 緊張もほぐれ、「今日は積極的に色々な事に参加させてもらおう」と目標を持つことができました。
 この日は前日とは違うフロアだったのですが、利用者と話すのに時間はかかりませんでした。とにかくボランティアながら仕事を探そうと、お茶を運んだり、おやつを運んだり、車椅子を押したり、シーツ交換を手伝わせてもらったり、利用者の方とカレンダーを作ったりと、とても様々な事に触れさせてもらいました。ショートステイで行われている生活の一部にしか触れていないのですが、この2日間、学校では習えない事をたくさん学びました。そして、僕自身の課題も見つかり、何をすればいいのかわかり学校の勉強も拍車もかけて頑張れる様な気がします。

 知識、技量ともに経験も何もない僕を暖かく迎えてくれた施設の職員の方々、そして、未熟な僕と話してくれた利用者の方々に本当に感謝しています

 2日間ありがとうございました。
 これからは自己の研鑚、専門知識、コミュニケーション、専門技術、全て頑張りプロフェッショナルな介護福祉士を目指したいです。

 

 

 

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